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モンテッソーリ教育的な考え方では『助ける』というより、本人が出来るように『手伝ってあげる』ことをとても大切にしています。
子供が自分でやりたいという気持ちを大切にしながら接することで自立心が育ち、心の欲求を満たしてあげられます。
今回は、「自分で出来るようになりたい!」というお子さんの声に耳を傾け、手助けするときの気をつけるポイントと手軽に取り入れられるモンテッソーリ教育をご紹介します。
モンテッソーリ教育の心得
1.大人と子どもの違いを心得ておきましょう
子どもの行動を見ていて、「何が楽しいんだろう?」と思うようなことはありませんか?
なぜか同じことを繰り返し、笑ったりして楽しそうな姿を見ることも…。
大人が何かを行動に移すときには必ず「目的」がありますよね。
例えば、ご飯を作るためにキッチンに立ち料理を作ります。
その行動も、子どもにとっては結果を求める行動ではなく、その行動そのものを楽しむことが子どもにとって大切なので、料理の場合は「永遠に人参を切りたい」という行動になったりします。
大人と違い子供は、満足するまでその「過程」を楽しみたいだけで、最終的に料理を完成させたいということにはなりません。
このように大人にとって何かをするときの行動と、子どもにとっての行動には違いがあるということを知っておきましょう。
そして、その過程こそこれからの自立に辿り着く大切な行動なのです。
2.子どもをしっかり観察しましょう
子どもが今何をしたいと思っているのか、何を手助けしてもらいたいと思っているのかを知るにはまず、子どもの動きをしっかりと見てあげることからです。
観察してみるとお子さんが毎日やっていることや好きなことなど、普段の生活の中に子どもの求めていることに対するヒントがあるはずです。
「今、こういうことをしたいのかな?」と思ったときに提示してあげると、興味を持ったものには素晴らしいほどの集中力を発揮します。
集中しているということは熱中していることなので、これからの人生にとても大切な感覚が養われます。
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モンテッソーリ的家庭教育ですぐに取り入れられる紙を切る遊び
子どもたちのやりたい!を実践。
子どもたちの「やりたい!」という気持ちを満たすモノとして、紙を切る遊びがあります。
最初は、ただ切ることが楽しくてとにかく切ることに熱中しますが、成長すると今までより難易度の高い手の動きをしたいという気持ちになります。
そういうときにはレベルを少しずつあげながら、紙を切る遊びを楽しんでもらいましょう。
揃えるものは自宅にあるものや100均で◎
○ はさみ(子供用)
○ 画用紙(淡い色の方が描きやすく、子どもも線が見えやすいです♪)
○ 鉛筆やシャープペンシル
○ ネームペンや太マジック
準備してほしいこと
楽しんでもらえる下絵を用意します
まず、トライしてもらいたいものは「まっすぐな線を切ってもらう」こと。
画用紙にまっすぐな線をいくつも書いてカットしてもらうのも良いですが、可愛い絵柄があると子どもも楽しんでくれますよ。
私は、見本に沿って下絵を書きましたが、オリジナルで書いてあげても◎
こちらでは、左上と上真ん中の絵柄がまっすぐな線を切るのに適した絵柄となります。
下絵の切り取り部分を太いペンでなぞる
実際にどこを切るのか分かるように、カットする部分を太めのペンでなぞって分かりやすくしてあげましょう。
掲載している画像は全て利用許可を得ています。
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Writer池野原りんない
元気いっぱいの男の子2人を育てるママです。 子育てをしながらもお部屋空間を快適にしたい願望が強く、子供達も巻き込んで片付けられる仕組み作りを日々模索しながら楽しんでいます。 プチプラなアイテムを活用しつつミニマム生活を目指している、時には手作りも楽しむ主婦です。